2013.12.9
前回の記事の続きのお話です。
・前回の記事はこちら:五島列島の未来について考える~自然景観や食などの魅力を体感する~五島列島・景観デザインキャンプ1日目」 http://www.machinokoto.net/goto-designcamp-vol1/
今回は、そんな島デザインについて、東京人と五島人が一緒に考えた『デザインキャンプ』の2日目のお話です。
2日目は、早朝に、それぞれがやりたいこと、提案したいことを発表し、グループ編成をしました!提案の方向性を議論した結果、『教育、生活、仕事を絡めた観光』、『移住を見据えた民泊』の2グループに分かれました。
グループに分かれ、それぞれのテーマに対し、みんなで真剣な議論が始まります!
島全体にある活動や観光ルートをマッピングしたり、民家の実測をして図面を作ったりなど、言葉だけではなく、なるべく議論の内容を可視化し、絵にしながら議論するよう心がけました。この作業を繰り返して提案をブラッシュアップしていきました。
この地図は、今ある福江島各地の教育やコミュニティ活動を、五島人が知っている限り、地図にマッピングしたものです。この後、このプロットを季節ごと、活動の種類ごとに、色分けやカレンダーなど、素材を提案に活かしていきます。このように、議論やアイデアを可視化していき、課題を浮き彫りにしたり、アイデアをブラッシュアップさせるところに、他のワークショップとは違い、デザインキャンプのひとつの特徴があります。
夜には、公開中間発表会を「サヤンテラス」で行い、市民の方に『五島列島・島デザイン若者会議(シマカイ)』の主旨やデザインキャンプの目的、スケジュールを話した後、2グループの提案の途中経過を発表しました!観光や情報発信における課題やそれに対する教育やコミュニティ活動と観光が連動した教育プログラムの提案、移住を見据えた様々な民泊プログラムの提案を発表し、市民の方々の率直な印象や鋭い視点の質問を受け、熱い議論をかわしました。
中間発表の後は、懇親会を五島で様々な活動をしている方々が集まる、こんねこんねで行いました!新鮮な牡蠣の塩焼きのほか、五島の食を洋風にした料理を味わいながら、お店に来ていた移住者の方や五島支援のプロジェクトを実施されている方とも交流し、意見交換を行いました。
2日目は、五島列島の本質的な課題や若者ならではの提案について、アイデアのベースを考えました。3日目以降は、市民からいただいた意見を踏まえ、アイデアをより具体的にブラッシュアップしていきます。
景観デザインキャンプの流れや主旨などはこちら
http://www.slideshare.net/shimakai/20131104-intro2
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