2013.12.11
「島くらしや島へ訪れること、島で働くことについて、どんなイメージを持たれますか?」
私もきっかけがなければ、遠い存在だったかもしれません。ただ、身近ではなくとも、どこか興味があるそんな存在ではないでしょうか?
今回は、そんな島デザインについて、東京人と五島人が一緒に考えた『デザインキャンプ』の3日目のお話です。
・1日目の記事はこちら:五島列島の未来について考える~自然景観や食などの魅力を体感する~五島列島・景観デザインキャンプ1日目」 http://www.machinokoto.net/goto-designcamp-vol1/
・2日目の記事はこちら:五島列島の未来について考える~本質的な課題や若者ならではの提案を考える~「五島列島・景観デザインキャンプ2日目」 http://www.machinokoto.net/goto-designcamp-vol2/
3日目は、朝に、2グループお互いの提案について意見交換をし、提案の共有や最終発表会までの戦略を議論しました。これまでグループで考えた提案を、客観的な視点で意見交換したり、改善点などの議論を交わしました。お互いの提案がリンクするので、提案の整合性や他グループへの要望など、 2グループの提案が一体感のある提案になるように、調整します。
閑話休題。
昼食に、日本三大うどんでもある、椿油を使用した五島名物『五島うどん』を堪能しました。五島うどんは、太さは“うどん”と“そうめん”の中間の太さで、椿油でコーティングされたツルツルのうどんでした!まちづくりにおいて、美味しい食の資源は重要で、まちづくりの議論のきっかけになったり、コミュニティが展開されたり、活動に発展したりなど、様々な展開も期待でき、何より、人が元気になる。魅力的な食の資源があることは、地域の宝になり得るということです。
昼食後は、最終発表会が明日に控えているとあり、みんな真剣な眼差し。夜の中間発表まで、白熱した議論が展開されました。 2日目の中間発表会で市民の方からいただいたご意見、指摘を元に、提案のブラッシュアップを進めました。
提案作業も徐々にアナログ作業から、デジタル作業に移行しながら作業を進めます!
そして夜には、市民の方を招き、最後の中間発表会、最終発表会までの最終チェックを行いました。ブラッシュアップしてきた提案を、ポイントを絞ったブレゼンに精査すべく、市民の方とディスカッションをしました!今回の提案の本質、今、五島の皆さんに本当に伝えたいこと、響くことの優先度をあげて、提案を組み立てました。
東京から来た、外の目を持った東京人と、地元で生活する五島人。率直なよそ者の意見・アイデアと、普段感じている五島人の感覚や課題、両者の議論の中から、双方を織り交ぜて、提案をブラッシュアップさせます!
提案の中で、ソーシャル大学の提案がありました!仮名ですが、大学名をブレストしたものを発表し、みんなで投票しました!その結果は、提案内容を見るまで、お楽しみに。
3日目は、提案内容が具体的になり、議論も白熱してきました!
いよいよ翌日は4日目、市民公開の最終発表会に向けて、これから徹夜で作業と白熱した議論は続きます!
景観デザインキャンプの流れや主旨などはこちら
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