2013.9.5
食の安全や健康意識の高まりから、世界的に家庭菜園に注目が浴びています。アメリカ大統領夫人であるミシェル・オバマ氏も、ホワイトハウス内で家庭菜園を作り有機栽培に取り組んでいます。
家庭菜園を楽しむ方法の一つとして、SNS上で菜園の様子を写真で投稿したり、日々の様子をブログなどで書く人も増えてきています。そうした家庭菜園に特化したSNSとして、「Cropnet(クロップネット)」があります。自分が育てている野菜の成長記録を投稿したり、SNS内の友達が育てている野菜の成長の過程を共有し、家庭菜園を通じた新しいコミュニケーションスタイルができています。
家庭菜園特化型SNS「Cropnet(クロップネット)」を活用した都市型のサポート付市民農園「千駄ヶ谷ファーム」を、東京都渋谷区千駄ヶ谷(東京都渋谷区千駄ヶ谷1丁目19番1号)に9月21日にオープンすると、アグリメディア発表しました。
同農園では、菜園アドバイザーと千駄ヶ谷ファームの利用者がSNS「Cropnet」を通じて栽培スケジュールや写真、コメント、質問などをコミュニケーションすることができ、遠隔にいる菜園アドバイザーといつでも農園利用者が情報交換を行えます。
同農園は、専用区画で年間20品種の野菜を育てて収穫することができます。プロの指導やサポートがあるため、初心者でも気軽に栽培できるような体制をとっています。9月7日には、現地で農園見学会を開催する予定。1区画あたりの面積は3〜6平方メートル(別途法人向けの区画も用意)で、月額利用は1万2000円(種・苗・農具・資材・サポート込)です。
アグリメディアは、遊休農地以外に都心部の遊休地や屋上などを活用して、都市型市民農園の開設を進めています。50代から60代のシニア層、30代から40代のファミリー層や、安心安全な農作物を提供したいと考える飲食店や個人や大学生など、都市部に住んでいてこれまで農業に興味があるがなかなか取り組むことができなかった人たちに対して、気軽に農業に触れる機会を提供し、さらに自分で作った野菜を作る体験を通じて、農業の楽しさなどを提供しています。この農園をきっかけに農業に触れる機会ができるかもしれません。
【関連サイト】
・家庭・ベランダ菜園を楽しむサイト 【野菜栽培SNSのCropnet】
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