2015.1.16
昨年12月10日にシェアオフィス「RYOZAN PARK 大塚(RZP 大塚)」がプレオープンしました。
同スペースを運営するTAKE-Zは、に子育てと仕事を両立できる「こそだてビレッジ」を併設するためのクラウドファンディングをReadyfor?でスタート。このクラウドファンディングプロジェクトは開始から4日で目標金額を達成しており、人々からの注目の高さを感じます。
「こそだてビレッジ」は、RZP大塚の7階に併設される予定の保育スペース。オフィススペースと隣接することで、オフィスで働いている両親が保育スペースとオフィスを好きな時間に行き来でき、自由に子どもに会えることが特徴です。
RYOZAN PARK 大塚は、「働きながら子供の成長をそばで見守りたい」、そんな子持ちオフィスワーカーのニーズに応えるためのシェアオフィスなのです。
今回のクラウドファンディングでは、「こそだてビレッジ」を利用する子供が「遊び」から「学び」を得ることができるような教材(素材・玩具など)を購入するための費用の一部、そしてスペースをPRするための広告費用を募集しています。
TAKE-Z代表の竹沢徳剛さんは、このスペースにかける想いについて以下のようにコメントしています。
「こそだてビレッジ」の目指すものは、それぞれの家族が必要とするやり方で、子ども達、お父さん達、お母さん達、おじいちゃん達、おばあちゃん達がお互いをサポートしあい笑顔でいられる様なコミュニティ、すなわち「拡大家族」をつくることです。
子どもを自分の側において“子育て”も“仕事”もしたいという第三の選択肢を必要とする親達のためにも、この新しい子育ての場をより良いものにしていきたいのです。」
「こそだてビレッジ」をプロデュースするのは、保育士の資格を持ちながら、新しい子育て支援のあり方を社会に発信する「合同会社こどもみらい探求社」の共同代表である小笠原舞さん、小林めぐみさん。彼女たちは「こそだてビレッジ」の原点である「おやこ保育園」(Ryozan Park 巣鴨に併設)の運営にも携わってきたそうです。
「現代の子育ての選択肢が『保育園に預ける/預けない』の2つに偏ってしまっています。
それ以外の選択肢として、家族ごとのライフスタイルに合わせた子育ての仕方を考えていく必要性があると思っているのです。こそだてビレッジでは、それぞれの親と子、各々が持つ個性や感性を大切にし、親達にとっても、子ども達にとっても“両者にとっていいことがあるような”プログラムをつくっていきたいと考えています」(プロジェクトページより)
「こそだてビレッジ」が掲げる「It takes a village to raise a child.(一人の子供を育てるには 村全体の協力が必要だ)」というメッセージ。これからの子育ては、それぞれの家庭だけで考えるものではなく、地域や職場などのコミュニティ全体で考えるものではないか。この言葉からそんな印象を受けました。
シェアオフィスという新しい子育ての場を提案するこのプロジェクト。興味がある方はこちらのプロジェクトページをご覧ください。
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