マチノコト

2013.8.30

地域の人たちの利便さと快適さのために、埼玉県本庄市でコミュニティサイクルが9月から試験導入

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photo by Gavin Anderson CC BY SA 2.0

環境に配慮した取組みを行ない、『環境共生都市』の実現を民間企業や市民と共に実践している埼玉県本庄市。2012年年5月に埼玉県と「埼玉エコタウンプロジェクト」の推進に関する協定を締結し、同年12月に策定した「本庄市エコタウン基本計画・実施計画」に基づき、県と共同でエコタウンを推進しています。

コミュニティサイクルを試験的に導入

エコタウンの一環として、JR上越・長野新幹線本庄早稲田駅とJR高崎線本庄市の周辺にて、無料のコミュニティサイクルの社会実験を行うと発表しました。地域の人たちが、新幹線と在来線の両駅間の商店街などを移動するための行き来を便利にし、市街地の活性化につなげ、さらに環境に配慮した取り組みとして位置づけています。

コミュニティーサイクルは、レンタサイクルと異なり貸し出した駐輪場とは別の駐輪場でも返却ができるのが特徴です。貸し出しと返却は、本庄早稲田駅北口と本庄駅南口に設置する駐輪場、同駅北口の自転車店などで行い、返却作業はシルバー人材センターと自転車店が行ないます。利用時間は午前7時半から当日の午後6時半(自転車店は午後7時半)までです。

試験導入のため、自転車は地元のホームセンターなどから提供されており、1か所あたり10台の自転車を配備しています。利用料は現状は無料だが、返却後にアンケートなどに答えてもらい、今後の継続設置などの材料にするという。試験導入期間は9月1日(日)から11月30日(土)までの3ヶ月間とし、アンケートや利用状況などを踏まえながら、本格実施を検討するとのこと。

広がるコミュニティサイクルと問われる自転車マナー

コミュニティサイクルの取り組みは、大阪の川口市で行なわれているハブチャリは、地元と連携し大きな成果をあげています。環境と健康のため、自転車の利用が活発になることの可能性は、都市部において大きな意味を持ってきます。

アメリカNYでは、300ヵ所以上の乗り場に合計で6000台の自転車を用意した大規模な自転車シェアプログラム「シティ・バイク」が、5月27日からマンハッタンおよびブルックリンで始まっています。都市部における移動が自転車でスムーズになることで、地域に住む人達の利便性が向上し、より快適な生活の仕組みが期待されています。

同時に、全国でも問題となっている違法駐車問題や利用者のマナーの向上など、利用に対してのルール作りの徹底も求められています。より快適な生活のため、私たち自身も考えなければいけませんね。

江口 晋太朗

Shintaro Eguchi

編集者/ジャーナリスト。TOKYObeta Ltd 代表、マチノコト理事、inVisible理事、日本独立作家同盟理事。著書 『日本のシビックエコノミー』『ICTことば辞典』『パブリックシフト』など。1984年福岡県出身

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