2015.5.29
移住したい地域NO.1に選ばれる長野県。地方への関心度が向上するのにともなって、長野県への関心度も高まっています。
高まる関心度に対応するため、長野へ移住を考える人向けのポータルサイトや、移住相談を受けるサポートデスクが首都圏に設置されるなど、移住希望者へサポートも充実してきています。
「第3回信州若者1000人会議」は、舞台となる長野ではなく、東京で開催される「若者会議」。参加者となる学生1人1人が、Uターン就職について考え、地元長野の魅力を再発見する場が開かれます。
「信州若者1000人会議」は、2013年6月に長野県内の高校生、甲信越・関東圏の大学生を対象にスタートしました。
きっかけとなったのは、現在の「若者会議」の先駆けでもある「小布施若者会議」。同じ長野県の地域である小布施へと、さまざまな地域の若者が集う様子は、新たな発想の種に繋がります。
「東京で長野県出身の若者がいっぱい集まったら面白いのではないか。」
進学や就職を機に、長野県から東京へ、多くの若者が流出してしまうこと。その現状を、強みへと変えるために、地元を離れた者同士が、集まって結束を強めていくことが、「信州若者1000人会議」の根底にはありました。
信州出身の大学生からは、「東京にいると、信州のことがなかなか分からず、どちら(東京or長野)で就職していいのか分からない。」という声も上がっていたそうです。
そんな想いをもとにして、「信州若者1000人会議」では、学生プレゼンや座談会、学生と社会人の交流会など、信州出身の大学生が、地元信州の魅力的な企業、社会人、そして同じように地元への想いを持つ大学生と、出逢う場が構成されてきました。
信州への想いをもとに生業を起こす社会人の話から将来をイメージし、地元に対して熱量を持つ同世代から、現在の自分を見つめ直す。東京という土地で、出逢いのなかから、新たな一歩を踏み出す。
学生のUターン就職やインターンなど、その後の進路に、確かな影響を与えています。
「第1回信州若者1000人会議」が開催されたあと、「一般社団法人信州若者会議」も立ち上げられました。
「信州のために、なにかやりたい!」と感じる若者が、年中いつでも、「なにか」に取り組める舞台を提供するため、活動をバックアップする体制ができています。大学生が活動しやすい場を整えるべく、企業へ支援の依頼や、行政や自治体のもとへ、話し合いへ向かうことも。
高校生へキャリア学習プログラムを提供するNPO法人「カタリバ」との提携事業「カタリバ信州」や、ウェブメディア「SALMON1000」、会報誌の発行、長野県内企業の採用支援も行っています。
「信州若者1000人会議」で出された提案や、取り組みを会議終了後もサポートしていく体制は素晴らしいですね。
「第3回信州若者1000人会議」は、現在参加者を募集中。
信州にゆかりがある学生、若者、若者をサポートしたい社会人など、信州に対して想いを持つ方は、誰でも参加が出来るそうです。
興味のある方・参加希望の方は、ぜひこちらのページをご覧ください。
日時:
6月27日(土)14:00〜18:00 (13:00受付開始)
場所:
恵比寿ザ・ガーデンホール
東京都目黒区三田1-13-2(恵比寿駅より徒歩5分)
料金:
学生:1000円
社会人:5000円
社会人サポーター:3000円(50名限定)
プログラム(予定):
13:00 開場、受け付け開始
14:00 開会式
14:15 ゲスト講演
15:05 休憩①
15:15 学生プレゼン
15:55 休憩②
16:15 交流会
17:45 閉会式(閉会 18:00)
テーマ:
自分変わる、信州が変わる日
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