マチノコト

2016.9.6

子育て世代と高齢者のためのコミュニティの作り方 ーー菅原健介さん、小笠原舞さんに聞く

2016年度、マチノコトは「Neighbors Next U26 Project」のメディアパートナーを務めています。マチノコトでも「Neighbors Next U26 Project」の活動の様子をお伝えしていきます。原文はこちらから。

今回のゲスト、菅原健介さん

今回のゲスト、菅原健介さん

三井不動産レジデンシャルのCSV活動の一環としてスタートした「U26」プロジェクト。26歳以下の世代がマンションにおいて、将来の日本の社会課題を解決するソリューションとなるコミュニティをつくりだしていくことを目的に活動しています。

今年度、第4回目のU schoolでは、「多世代コミュニティを考える」をテーマに、小規模多機能型居宅介護を運営する「ぐるんとびー駒寄」代表の菅原健介さんと、、「合同会社こどもみらい探求社」共同代表の小笠原舞さんを登壇者として迎えしました。

まずは、菅原さんがお話になった内容からお伝えしていきます。

小規模多機能ホームとは

菅原さん:僕たちが実践している「小規模多機能型居宅介護」は、デイサービスのような『通い』と「訪問」するサービス、場合によっては「宿泊」のサービスを組み合わせて提供する在宅介護のシステムです。

「これからの時代、介護のためだけの施設はお金もかかる。地域に暮らしながらサービスを受けられるシステムに変えましょう」という発想から、小規模多機能型居宅介護は生まれました。

何かあった際に電話をしてもらえれば、僕達スタッフが24時間365日いつでも駆けつけます。家で食事できない場合は食べに来てもらって、入浴もできる。スタッフみんなとスーパー銭湯に行ったりしています(笑)。地域全体が施設という捉え方で生活をサポートできます。

マンション内に構える事務所について説明する菅原さん

マンション内に構える事務所について説明する菅原さん

僕らの小規模多機能型居宅介護は、藤沢市の真ん中に位置する湘南大庭に建っている団地の一室でやっています。僕らの部屋を含む団地全体がひとつのコミュニティというカタチを目指し、僕自身も事業所の下の階に家族と移住。自治会の役員にもなっています(開所して1年なので、これからが本当の勝負です)。

スタッフは看護師や作業療法士、理学療法士もいますが、中でも地域のお母さんたちがとても心強い存在。子育てを経験しているお母さんは、認知症ケアにおいて最も適任なんです。相手のペースに合わせながら、一緒に生活することに慣れています。

お年寄りの介護が子どもの日常生活のなかにある

お年寄りの介護が子どもの日常生活のなかにある

デンマークの共助文化を取り入れたシステムづくり

菅原さん:僕は子ども時代をデンマークで過ごしました。この経験は「ぐるんとびー」の活動のあり方に大きく影響しています。

「ぐるんとびー」という名は、デンマークの著名な教育者NFS・グルントヴィに由来しています。彼は、デンマークの教育界において大きな功績を残した人物です。かつてデンマークは、勉強ができる者、宗教でいえば教義を守れる者こそが「良い大人」という教育観でした。

「ぐるんとびー駒寄」の名前の由来を説明する菅原さん

そこを彼は、「良い人生のために学び、良い人生のために宗教を重んじる」という方向に教育を転換させていきました。宗教のあり方に関しては、歌を通じて人間関係を深める、という位置づけに変えました。勉強に関しては試験や暗記教育は廃止して、ディスカッションを導入するなど、自分たちで考えることを重んじる教育を実践し、国全体に浸透させていきました。

デンマークでは日本と教育観がかなり違っています。例えば、デンマークでは、子どもが生まれて役所に届け出ると、子どもは「国の宝」とみなされて、親に預けられる、という認識なんです。「あなたの子どもも、隣人の子どもも同じくデンマークの宝なので、地域みんなで育ててください」という価値観なのです。

デンマークの保育園が、冬でも外で子どもを寝かせている光景を見たことがありますか。現地の知人は、「マイナス25度くらいが気持ちいいよ」と言っています(笑)。四季の変化を体で感じることによって 感受性も育っていくし、免疫力も育っていく、という考えなんだそうです。今の日本の保育園がデンマークにあったら虐待保育園って言われるかもしれない。

デンマークにおける高齢者ケアでも同じで、本人の自主性をすごい大事にします。胃に管あけて本人が食べたくないのに直接栄養をいれられちゃうとか、食事介助とか、本人が食べたくないのに「はい、お口あけてください、あーん」ってやることは、デンマークでは虐待とみなされ、捕まります。なので、食事介助が必要になっても本人が介助を望まなければ亡くなります。それが寿命です。

デンマークの教育や高齢者ケアのあり方を、日本の既存の枠組みのなかでやっていくのはなかなか難しいですが、団地なら実践可能なのではと考え、高齢者介護というツールを使って挑戦しています。

菅原さんのお話に聞き入るU26メンバーたち

菅原さんのお話に聞き入るU26メンバーたち

コミュニティの活性化は、高齢者の元気に繋がる

菅原さん:介護保険がない時代は、地域の支えあいの上にそれぞれの暮らしが成り立っていました。僕らは、まさにその状態に立ち返ろうとしています。

例えば、14回、薬を飲む事が必要なおじいちゃんがいます。認知症があり、自分で飲む事を忘れてしまう。そうすると従来の介護サービスでは14回訪問します。

そうではなく、僕らがやるべきなのは、薬の飲み忘れがあるなら地域に住む友達に声かけし、みんなが集まって焼き肉をする機会をつくり、地域や友達同士の『つながり』を取り戻す手伝いをすること。

そうすると、その中で自主的に様子を確認しにいく参加者がでてきて、僕らが介護保険の範囲で行くのは1回で済むようになるんです。

だからこそ、ひとりひとりに合わせたケアを提供する『時間』が作れる様になります。僕たちは社会保障としてこれをやっているので、『つなぎっぱなし』にならないように、つないだ先の方々とたびたびコミュニケーションを取りながらその頻度を調整しています。

例えば医者がコミュニティのなかにいれば、みんなで集まって食事やお茶をしている場で、簡単な問診のようなことはできる。彼がちょっとしたアドバイスや、診察の必要性について高齢者のみなさんと話してくれることが、医療費の削減になります。こうした繋がりによる必要経費の削減が、あらゆるところで起こっています。

高齢者のみなさんを見ていると、元気になっていくんです(笑)。90歳代の方が「プールで泳ごうかしら」という調子で。地域のコミュニティに属していると、みなさんどんどん元気になっていくという不思議な現象が起きているんですよね。要介護度が5から4になる方、5から3、2、1と変わっていく方もいます。要介護度が改善されると、介護保険料も削減できるんで、うちを10箇所つくれば、一億円介護保険料が削減できる。

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「ぐるんとびー駒寄」では保険料を削減した分 、予算を子どものほうに回してくださいと自治体にかけあっています。

高齢者が介護を通じて元気になれば、子どもや孫世代のためのお金が生まれる。元気になりながら、子どもたちも育てていこうと動くことによって、高齢者が社会資源にもなる。そう考えて暮らしていると、みなさんどんどん元気になっていくんですね。

国がやるべきことは、高齢者や子どもなどそれぞれにお金を単体で落とすんじゃなくて、このマッチング機能のところにお金をつけていくっていうことなんだと考えています。それを、小規模多機能型居宅介護のシステムを利用し実行していけていているわけです。

高齢者介護と子育ての好循環

菅原さん:小規模多機能ホームには、高齢者介護を通じ、団地のみんなで子どもを育ててゆく、という目的もあります。「ぐるんとびー駒寄」は、一般的に言う小規模多機能の介護施設ではありますが、団地の子どもたちが集まってきます。重度の認知症の方々と会話を楽しんだり、みんなで絵を描いたりしています。

僕らが住む団地は高齢化率80%で、子どもが非常に少ないんです。日常のなかで、子どもたちが僕らと一緒になってお年寄りの暮らしを手伝っていけると、学びにもなりますし、高齢者が亡くなっていくのを子どもたちが目の当たりにする経験は、お年寄りが次の世代に残せる教育のひとつでもあると考えています。

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先ほどお話したように、お年寄りのみなさんから子どもは学びを得て、子どもと触れ合うことでお年寄りのみなさんが元気になっていくという素晴らしいサイクルが生まれているわけです。

お茶を楽しむ同じマンション内に住むお年寄りと子ども

お茶を楽しむ同じマンション内に住むお年寄りと子ども

集まる子どもたちの中で自治会のような動きも始まりそうです。自分たちが住む団地に必要なことを考えて実行していくという活動です。コミュニティカフェや子ども食堂を、子ども会が運営して地域に出していって、そこでお金を稼ぎ、彼らが楽しく暮らしていける環境を考えてつくりあげていく。そういう彼らの背中を、どんどん押していってあげたいなと思っています。

そうした子育てとお年寄りのケアの両立を団地のビジョンとして掲げて日々チャレンジを続けています。僕たちがモデルとして「こうすれば楽しく支え合うコミュニティを作れるんだ」というのを体現できれば、ほかの地域の参考にしていただけたり、僕たちのような地域のあり方が増えれば、元気なお年寄りがどんどん増えて日本が変わっていくんじゃないかと考えています。

自主的に発足した子ども会の様子

自主的に発足した子ども会の様子

質疑応答

Q:女性と男性とで地域への入り方に違いがあると著書で拝見しました。その点について、詳しく教えてください。

菅原さん:女性はコミュニティでわいわいと過ごすなかで承認されてることに幸せを感じることが多いようです。「自分が承認されている」と感じられる仕組みがあると 良いのではないでしょうか。一方で、男性は、コミュニティのなかに役割もなく義務感で入っていくのに嫌悪感を感じることが多いようで、自分がやりたいことをできる環境にいられると快いようです。まぁ、人にもよりますが(笑)。

特に高齢の男性に外へ出てきてもらうのは難しいですが、好きなことは楽しくやっている様子です。ラーメンを食べにいったりとか、麻雀をしたりとか(笑)。僕だったら毎日のようにデイサービスに行くなんて絶対に嫌なので、今のような楽しい形を作り続けていけたらと思います。

メンバーの質問に答える菅原さん

メンバーの質問に答える菅原さん

多世代居住者の共生の未来を描いて

菅原さんのお話を聞き、参加メンバーのあいだでは、デンマークの思想を取り入れた斬新な体制づくり、そして「ぐるんとびー駒寄」がつくりあげている地域の雰囲気に驚きと共感の声が飛び交っていました。また、実際に団地で生まれ育ち、介護の現場に直面しているというメンバーからは、菅原さんの取り組みに励まされたというコメントも。

講演後、メンバーたちと議論を交わす菅原さん

講演後、メンバーたちと議論を交わす菅原さん

お年寄りとの暮らしのあり方を提案してくださった菅原さんのお話に続き、子育て世代との暮らしのあり方について、小笠原舞さんがご自身の活動を交えながらお話しくださった講演の内容をお伝えします。

こどもみらい探求社を立ち上げた経緯

小笠原さん:私は学生時代に通信で保育士免許を取得後、一般企業に就職しました。社会人となった後、紆余曲得あって結局保育士として働くことに。はじめはアルバイトの立場で保育士をしていましたが、途中から新規保育園の初期メンバーとして参加し、そこで担任をして三年間勤めました。

現場で活動したことで、良い面も、課題も、普段ニュースでは報道されない状況を知りました。保育園をめぐるさまざまな問題を、自分で外に出て解決していきたいと考え退社。その後、「asobi基地」という子育てコミュニティを立ち上げたり、会社を作ったりと活動の幅を広げていくことになります。

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メディアでは、よく社会におけるいじめの問題が取り上げられますが、幼少期の子どもといると、もともと生まれた時には誰かをいじめようという意思があるわけではないことがわかります。当然、子ども同士の喧嘩はありますが、まだ言語能力が未発達な子たちでも、互いを思いやり、助け合っていく姿を見せてくれます。心の変化や環境の変化によって、何かしらのサインを出そうとする結果が、いじめなどの子どもたちの教育現場の問題として出てきているのだと思います。

誰もが思いやりをもった子どもだったはずなのに、成長して大人になると、さまざまな人間関係の難しさや特定の人を排除するといった問題が増えてきます。保育士という子どもに大きく影響する立場である私は、あるときから、幼児期の子どもたち、そしてその家族の将来に対して何ができるか、を考えるようになりました。私たち保育士がどんな環境を用意できるかで、子どもたちの未来、しいては日本の未来が変わっていくと思うようになったんです。

保育園で関わる子どもたちはみないつか卒園していってしまいますが、その子たちの個性がその後も大事にされ続けるだろうか、と疑問を感じるようにもなりました。保育園に対してだけではなく、広く社会に対して何かしたいなと思うようになったとき、小竹めぐみという保育士に出会って意気投合。彼女と共に「オトナノセナカ」という名の団体を立ち上げて共に活動するようになります。(現在「オトナノセナカ」はNPOとなり、小竹が代表となり活動をしています。)

活動を重ねるうちに、子どもを取り巻く環境をいろいろな企業が作り上げていることを知りました。企業と同じ土俵にあがり、ときには協働していかなければならないと考えるようになります。そして、会社を作るという決断をしました。「保育士×社会デザイン」というテーマを掲げ、保育士が園を飛びだして、それまでになかった仕事を「こどもみらい探求社」で始めることにしたんです。

中間的立場だからこそ果たせる役割

小笠原さん:「こどもみらい探求社」では、これまでの保育士経験で得てきた私たちの知見を生かして、企業や教育機関などとのコラボレーションを交えながら、今までにない領域へアプローチしています。事業は大きく分けると2つ。ひとつは幼児教育に関わる人材や組織、コミュニティの育成といった人的な環境づくり。もうひとつは、物的な環境づくり。以前より取り組んでいたイベント企画に加え、教育コンテンツや商品の開発、また、空間デザインといった取り組みです。

会社をはじめてみると、企業のいろいろなニーズがあることがわかり、保育園向けの販促ツールの制作や、シッターサービス立ち上げ時のサポートをしていました。また、数多く存在する保育園の情報をまとめて紹介するイベント企画をしたり、ある町からは資源を活用して、親子の移住を増やすためのアドバイスもしました。

私たちのミッションは、「子どものためのよりよい環境をつくっていくこと」ですから、当然一番のコミュニティである家庭にも関わっていくことが重要になります。そこで、親子に対するアプローチも重要な活動として行っています。たとえば、子育て研修の場として親子で参加する幼児教室の場を作っています。

この場は「おやこ親子保育園」という名前で運営しています。待機児童問題を保育園とは少し違う角度から支援出来るのではないかという発想の転換から生まれた活動です。親子で参加していただいて、日常の生活を学びの場に変えていくようなデザインの方法を、10回完結の講座で伝えています。

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たとえば、「こどもが主役の時間」をつくり、子どもがものと出会っていく様子を、親御さんに見守る練習をしていただく練習をしていただく時間があります。子どもたちが自分でものごとを発見していくことの楽しさを親御さんたちにお伝えしています。

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一方で「大人が主役の時間」も設けていて、親御さん同士が交流しながら子育てについて学び合う対話の時間を作っています。また、「おやこパートナー」という独自の制度を設け、会社員、弁護士やCA、学生など、自分の子どもがいない大人も参加できるようにしています。さまざまな人との出会えることは、子どもにとっても大人にとっても大切な環境です。出会いは、親にとってもありのままの自分でいて良い、と思えるきっかけになります。

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「おやこ保育園」をやっていてわかったことは、多くの親子が、コミュニティと場を求めているということです。そこで、実際に会わなくてもコミュニケーションをとることができるオンラインサロンも始めました。そこでは、現在40組ほどの親子のみなさんが、オンライン上の子育てコミュニティとして、園だよりを配信したり、育児相談をし合ったり、月に1度実際に会って交流を深めたり、といった動きをしています。

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会社とは別で「asobi基地」という活動もやっています。「asobi基地」では子育てカウンセラー、こども精神科医、小児科医、弁護士など、専門家の力も借りながら、ゆるやかな子育てコミュニティを作っています。遊びを切り口に参加者同士が交流し、繋がる場です。社会全体をフィールドにして、ハードを持たずに、子どもたちを育て合うことができるんじゃないかなという発想でやっています。

子育て世代へのアプローチ

小笠原さん:私たちが運営する場に参加する親御さんたちは、最初は「子どものために良い機会を持ちたい」という理由でやってきます。しかしイベントの終盤には、大人同士でコミュニケーションできたことがとても良かった、と話します。

子どもたちは自分たちで勝手に世界に出会い、繋がっていく力をもっています。はじめての子たちも一緒に遊べるし、自分たちで友だちになる力もある。そんな子どもたちが真ん中にいることで、いろいろな大人が繋がっていくんですよね。子どもの力を借りて大人を繋いでいくような仕組を作れると、子育てコミュニティはいろいろな方向へ広がる可能性があると感じています。

子育てコミュニティを築いていく際、ママ同士が母親としてでなく、一人の人として繋がりを持てることは重要なポイントです。「おやこ保育園」では「親友みたいな存在が、子どもを持ってからできるとは思わなかった」という声を多く聞きます。ママたちが繋がり合う仕掛けをつくっていけば、彼女たちが勝手に結束を深めて、色々なことをやっていってくれます。

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活動を継続していける仕組づくりも重要です。イベント1回きりで人が勝手に繋がっていくことはないです。繋がり続けてコミュニティを築いていって、少しずつ参加者の心の扉を開けていくことがすごく大事です。

色々な方の力を借りて今の活動が実現しています。どうファシリテーションするか、どう親に寄り添うか、子どもの力をどのように引き出していくか……そうしたことは全て、保育士の日常に転がっていたことです。保育士としての経験を、別の形に変換している私たちの姿を通じて、保育士の専門性を世の中に伝える場でもあると思ってやっています。

質疑応答

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Q:私たちがコミュニティカフェを企画する マンションには、高齢者の方々が多くいらっしゃいます。高齢者と子どもの関わりについて、どうお考えですか。

小笠原さん:高齢者が多い団地でasobi基地の企画をやらせていただいたことがあります。子どもと高齢者が一緒に折り紙で紙飛行機などを作っていきました。高齢者のみなさんは本当に多くのことを子どもたちに教えてくれます。子どもたちの楽しみ方はぞれぞれですが、どんな経験も子どもたちの実になっていきます。

お年寄りとの関わりに限らず、どんな出会いも子どもたちの成長に繋がっていくので、いろいろな機会を散りばめておいてあげたら良いと思います。

私が保育士をしていて痛感したのは、私たちが子どもに教えることってほとんど何もないということ。彼らが自ら学びを得るためのきっかけを作ってあげることしかできません。そのきっかけを生む種まきは、私たち大人にしかできない。そういう意識を持って活動していけると素晴らしいですね。

ご自身の活動を通じて、子育て世代を含むコミュニティづくりについて貴重なお話をしてくださった小笠原舞さん。これからマンションにおけるコミュニティを考えていくU26に、新たな視点をいくつも与えてくださいました。今回の学びは、コミュニティカフェの企画にどのようにいきていくのでしょうか。乞うご期待ください。

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前回のU schoolのレポートはコチラ。

「カフェ」はオワコンか? いま求められている「場」の価値ーーWAT代表 石渡康嗣さんに聞く

KimuraViola

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