マチノコト

プレスリリースの配信サービス等を運営しているPR TIMES が、宮城県塩竈市浦戸諸島寒風沢（さぶさわ）島とNPO 法人「桜 on プロジェクト」と共同して、寒風沢島の復興支援を目的としたウォーキング・アプリケーション「Sabusawa

Walk」をリリースしました。

Sabusawa Walkは、GPS機能を活用して、普段の通勤路など実際に歩いた距離に応じて寒風沢島をバーチャルに探索できるウォーキング・アプリ。歩くことで健康促進を図りながら、「島の日常を感じる長めのルート（3.5km）」「絶景を眺め、美しい海岸を歩くルート（2.5km）」「島の信仰に出会えるルート（2.0km）」など、同島の魅力を感じられる5つのウォーキングコースを選ぶこともでき、寒風沢島の魅力や島民の生活を知ることもできます。

有名な日本三景「松島」を構成する島の1つである寒風沢島は、東日本大震災で甚大な被害を受けました。震災前は150余名だった住民が100名弱まで減少。島民の平均年齢は60才を超えており、地域活性やコミュニティ支援を通じたソフト面での復興支援が続けられています。

PR TIMESは、同島の復興支援には多くの人に島や島民のことを知ってもらうことが重要と考え、Sabusawa Walkを開発。寒風沢島に訪れるきっかけを作ることを目指しているそうです。

先日紹介した「まちトーク」のように、アプリと街はうまく活用する余地が多く残されていると思います。今回紹介した「Sabusawa Walk」もその例のひとつ。このアプリはこちらからダウンロードできます。