東急線沿線の活性化に−−東急が空き家となった社員寮をソーシャルアパートメントと保育園にリノベーション

2015.2.26

d10686-14-615184-1

東京急行電鉄は、資産活用コンサルティング事業のひとつとして、資産価値が低くなってしまった物件の価値を高める「まるサポ」という事業を行っています。

今回、この事業の一環として、田園都市線宮前平駅付近の空き家となった元社員寮の一部をリノベーションし、住まいと保育園の複合施設を3月8日、4月1日に開業する予定であることを発表しました。

今回、対象となった元社員寮は、専有部分と共用部分のバランスに留意したソーシャルアパートメント「ネイバーズ宮前平」と、地域の待機児童数減に繋がる定員６０名の認可保育園「クレアナーサリー宮前平」としてリノベーションされるそうです。

d10686-14-614076-0

ソーシャルアパートメントは使われなくなった社員寮を活用してシェア型の集合住宅へとリノベーションしています。

空き家問題について言及されることも増えてきていますが、社員寮のような大きな物件に関しては、リノベーションしてシェアスペースや保育園など地域にとって必要な施設へと生まれ変わらせる動きが増えてきても良さそうですね。

: junyamori
inquire Inc. CEO、NPO法人マチノコト理事。1987年2月生まれ、岐阜県美濃加茂市出身。『マチノコト』の編集を担当する他、一般社団法人HEAD研究会フロンティアTF副委員長、ローカルメディアネットワーク『IDENTITY』を運営中。『THE BRIDGE』『マチノコト』『soar』など複数のメディア運営にも携わる。