マチノコト

マチノコトでは、毎月ゲストを招いて、市民が地域に対してできるアクションを共に考えるイベント「マチノコトオープンダイアローグ」を開催しています。

前回のテーマは、「ローカルとの多様な関わり方」。NPO法人とちぎユースサポーターズネットワークの古河大輔さんにお越しいただき、都市と地方の関わり方について、お話を伺いました。

第10回を迎えるマチノコトオープンダイアローグのテーマは、「インクルーシブなまちづくり」。リオ五輪の閉会式では、パラリンピックの東京プレゼンテーションの様子が大きな注目を集めました。

東京でのオリンピックの開催に向けて、都市も大きく変化しようとしています。注目すべき点のひとつは、2020年までにいかに東京が性別、国籍、年齢、身体のバリアを取り払い、多様な人々にとって暮らしやすいまちとなれるか。

まちには障害や病気を抱える人、LGBT、ホームレス、高齢者、子どもなど、マイノリティ性や生きづらさを抱えた人が数多く暮らしています。どうしたら誰もが暮らしやすいインクルーシブなまちをつくれるのでしょうか。

次回のマチノコトオープンダイアローグでは、多様な人達にとって暮らしやすいまちとなるのかを考えてみたいと思います。ゲストには、脳性麻痺による障害で電動車椅子に乗りながら、新進気鋭のカメラマンとして活躍されている近藤浩紀さん。福祉業界のNPOや行政の撮影を行うほか、学校や行政で福祉に関する講演活動もされています。そして、「社会的マイノリティ」と呼ばれる人々が持つ可能性が広がる瞬間を捉えるメディア『soar』編集長の工藤瑞穂さん。このお二人をお招きします。

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A photo posted by Hiroki Kondo (@hiroki.kondo_photography) on Sep 15, 2016 at 8:46pm PDT

マチノコトオープンダイアローグvol.10概要

日時：11月5日10時〜11時半（9時半受付開場）
会場：虎ノ門ヒルズカフェ
住所：東京都港区虎ノ門1−23 虎ノ門ヒルズ 森タワー2F
定員：30名程度
参加費：2000円（軽食、フリードリンク付）＊会場でお支払いください

参加申し込み：マチノコトオープンダイアローグvol.10 meetup のページより。

ゲスト・プロフィール

近藤 浩紀（Hiroki Kondo）

携帯電話にカメラが付属し始めた頃から撮影する事に興味を覚える。2011年に​シドニーに語学留学中、またとない時間を綺麗に写真に残しておきたいと思い現地にて一眼レフを購入。2012年帰国後、独学にてカメラの技術力を高める。2013年に総務省発刊のStatistical Handbook of Japan 2013に掲載される。2014年、”The Blue Universe”がNational Geographic Photo Contest 2014 Week 3にノミネート、National Geographic Photo of the Day(2014.10.24)をきっかけに全世界で紹介される。2015年、”The Blue Universe”がトルコ国営航空Turkish Airlinesの機内誌”Skylife”2015年9月号に掲載される。現在は福祉業界の行政、NPO、事業所を中心に、雑誌やイベントなどの撮影を行っている。
http://www.hirokikondophotography.com/about

工藤瑞穂（Mizuho Kudo）

『soar』代表・編集長。1984年青森県生まれ。宮城教育大学卒、青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム修了。 仙台の日本赤十字社で勤務中、東日本大震災を経験。震災後、「小さくても、わたしはわたしにできることを」をコンセプトに、仙台で音楽・ダンス・アート・フードと社会課題についての学びと対話の場を融合したチャリティーイベントを多数開催。地域の課題に楽しく取り組みながらコミュニティを形成していくため、お寺、神社、幼稚園など街にある資源を生かしながら様々なフェスティバルを地域住民とともにつくる。2015年12月より、社会的マイノリティの人々の可能性を広げる活動に焦点を当てたメディア「soar」をオープン。イベント開催、リサーチプロジェクトなど様々なアプローチで、全ての人が自分の持つ可能性を発揮して生きていける未来づくりを目指している。 http://soar-world.com/