2014.1.24
近年増加している在日外国人の人々にも災害時のために備えられるようにするため、2014年2月1日(土)に、練馬区在住の外国人に向けた防災訓練が実施されます。外国人を対象とすることを主な目的とした避難訓練は練馬区では初めての開催。
避難訓練を開催するのは、アオバジャパン・インターナショナルスクール。練馬区、警視庁光が丘警察署、東京消防庁光が丘消防署、光が丘地区連合協議会(光連協)の協力のもと、A-JIS光が丘キャンパス内にて実施します。
多くの外国人が暮らす光が丘地区のA-JISでは、いざという時にどうしたらよいのか不安だという声が多く聞かれるようになっていたそうです。訓練はまず日本語で内容を話し、英語、韓国語、中国語等でも説明されるそうです。
避難訓練の内容は、外国人の方からよく寄せられる質問に答えられるようなものと、いざというときに備え、日ごろの準備についても考えるきっかけとなるようなものになる予定。
自分が異国の地で、災害に巻き込まれたとしたら大変ですよね。今回のような訓練を実施することは、日本に住む外国人の方々を少しでも助け、日本語を母国語としない外国人の方々も安心して暮らせるコミュニティづくりを考えるきっかけとなるのではないでしょうか。
東京の防災ボランティアには、語学ボランティアという役割もあります。いざというときのために、知っておいてもいいかもしれないですね。
【イベント概要】
◆日時:2014年2月1日(土) 12:00~15:00
◆場所:アオバジャパン・インターナショナルスクール 光が丘キャンパス内(東京都練馬区光が丘7-5-1)
◆対象: 練馬区にお住まいの外国人の方 (ご家族やお友達などお誘い合わせの上お越しください)
◆参加費:無料 (事前申し込み不要)
◆主催:アオバジャパン・インターナショナルスクール
◆協力:練馬区/警視庁光が丘警察署/東京消防庁光が丘消防署/光が丘地区連合協議会(光連協)
◆実施概要:
・地震対策を学ぶツアー :
家族で話しておくこと/家の中の準備/非常用品/避難拠点の確認/地震時の適切な行動
・体験型訓練ツアー : 初期消火訓練/地震疑似体験装置の体験
・警察犬デモンストレーション
・非常食の配食訓練(トマトスープ)
・はしご車体験
・こどもひろば : 緊急車両の展示/子ども用防火着の試着
コメント