マチノコト

市民によるテクノロジー活用は、「シビックテック」と呼ばれています。テクノロジーを活用して公共サービスの開発や運営を支援していくコミュニティ「Code for Japan」は、シビックテックを活用することにより地域の課題解決を行うことを軸としています。

そんな「Code for Japan」が新たなアクションを起こします。今回、「Code for Japan」が浪江町と提携し日本で初めてフェローシッププログラムを開始します。

「Code for Japan」のフェローシッププログラム

東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所事故の影響により全町避難が続く福島県浪江町。今回の「フェローシッププログラム」では同自治体と提携し、2014年4月から2015年3月の間、技術や経験を持った人材を一定期間行政に派遣します。　

自治体がIT企業ではなく、オープンソースソフトウェアによる開発を軸とする技術者・市民のネットワークの非営利組織と協業して事業を実施することは極めて稀なこと。

市民が地域の課題解決を目指してテクノロジーを活用し、公共サービスなどの革新を図る「シビックテック」。その取組みが「課題先進地」ともいえる福島で実施されます。

フェローを募集中

現在は、Wantedlyという求人サービスを通じてフェローとして浪江町の復興支援を行うメンバーを募集しています。フェローに関心がある方は求人ページ上からエントリーできますし、この取り組みを応援したいと思った方はこの求人を応援することができます。

4月11日（東京）、4月16日（郡山）、4月20日（東京）で、フェローシップ希望者向けの説明会も開催されるそうです。この説明会はWantedly上でエントリーするか、こちらのページからエントリーできるそうです。

Code for Japanのブログでは担当者の想いも掲載されているので、関心のある方はこちらもぜひチェックしてみてください。