2014.10.24
サイバーエージェント・クラウドファンディングが運営するクラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」が、空きスペースのマッチングサービス「スペースマーケット」と共同で、クラウドファンディングを通じた地域の空きスペースを有効活用する取り組みを開始しました。
「スペースマーケット」は、寺院や球場などユニークな空きスペースを貸し借り出来るサービス。同サービスとMakuakeが共同で、貸し出し可能な空きスペースをリノベーションする資金をクラウドファンディングで集め、物件を有効活用することで空き家増加に悩む地方の活性化に取り組むことを目指すそうです。
取り組みの第1弾としては、神奈川県鎌倉市にある築90年の古民家を、会議スペースとして企業に解放し、オープンカフェを設けるなどして、コミュニティスペース「Co-Minka」にリノベーションするための資金を募集しています。
地域の空き家問題は至る所で耳にする問題です。クラウドファンディングとリノベーションの2つを組み合わせた取り組みの事例が広がれば、「空き家があるからここをどう変えようか?」とポジティブに考える人が増えるかもしれません。
今回の事例は、IT系の企業が取り組んでいることにも注目したいところ。これまで地域課題に取り組んでいなかったプレイヤーが課題解決に向けて取り組むようになれば、意識の変化が生まれそうです。
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