マチノコト

2016.7.2

「この物件はシェアハウスやゲストハウスに使えるの?」を法的な見地から調査するサービス「カフカリサーチ」

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全国各地には、使われていない空き物件が数多くある一方、いざ物件を使おうとすると、いろいろな法律が関わってきます。空き物件を見つけたり、物件の活用の仕方で相談を受けたりして面白いアイデアが思い浮かんだとしても、それが実行できるかどうかがすぐにはわかりません。

どこがハードルになり得るのかわからない状態では、なかなか具体的なアクションに移すことは難しく、「鉄は熱いうちに打て」を守ることも困難。こうした課題を解決してくれそうなサービスが、「カフカリサーチ」です。

「カフカリサーチ」は、その名の通り、物件の「可か不可か」を調査してくれるサービス。利用を計画している物件で、ゲストハウスやシェアハウス、複合施設など特殊な活用が出来るか否かを、法的な見地から調査してくれます。

サービスを提供するのは、一級建築士事務所SWAY DESIGNの須藤菜緒さんと、add SPICEの岸本千佳さん。4年間空家となっていた実家をリノベーションしそば屋兼リノベのショールームを運営していたり、改装可能物件サイト「DIYPKYOTO」の運営や暮らしに関する執筆を行うお2人。

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過去に、50件以上の特殊物件の実績を持つという建築と不動産の専門家がタッグを組んで、想定プランを作成、実現可能か否かをアドバイスしてくれるそうです。対象となるのは、東京都23区、、京都府京都市・京都市近郊、石川県金沢市・南加賀近郊の2人が活動範囲としているエリア。

調査には、100,000円の料金がかかりますが、物件の心当たりがあり、何かスペースを生み出したいと考えている人は、相談してみてはいかがでしょうか。

junyamori

inquire Inc. CEO、NPO法人マチノコト理事。1987年2月生まれ、岐阜県美濃加茂市出身。『マチノコト』の編集を担当する他、一般社団法人HEAD研究会フロンティアTF副委員長、ローカルメディアネットワーク『IDENTITY』を運営中。『THE BRIDGE』『マチノコト』『soar』など複数のメディア運営にも携わる。

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