2014.3.10
若い世代の人に積極的に恋愛をしてもらい、将来的に少子化を食い止めようと、千葉県流山市は恋愛中であることを証明する文書の届け出を期間限定で受け付ける取り組みを始めたことをNHKニュースが報じています。
この文書は「恋届(こいとどけ)」と名付けられています。自分の名前と恋人、または恋人になってほしい人の名前と、出会った場所や日時を記入した文書を市に届け出るというものです。
「恋届」は、ウェブサイトでも受け付けていますが、流山市役所でも設置された受付印の押印が可能です。なんとも斬新な届け出ですが、これは5月10日に公開される流山市で撮影された映画『百瀬、こっちを向いて。』に協力を行ったことを記念して実施されるもの。こちらから流山市のロケマップを確認することができます。
文書自体は受付を実施するだけですので、効力があるものではありません。ですが、この取り組みは行政側がこうした取り組みを牽引したことの他、街が映画のロケ地となったことをPRする良い機会にもなっているのではないでしょうか。
映画のロケ地になっている事例は少なくありませんが、ロケ地となったことが多くの人に知られていることはほとんどありません。映画に関連した取り組みを市で実施し、それをメディアが取り上げることで宣伝になる、というのは面白い事例だと思います。
今後は行政で仕事をする人にも、こうした発想が必要になってくるのかもしれません。
「恋届」が正式にスタートしたらどうなるか、想像してみるのも面白いですけどね。
以下は映画『百瀬、こっちを向いて。』のPVです。
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