2015.2.18
東日本国際大学の先崎彰容さんとともに思想的な視点や多様な視点をもとに、さまざまな分野のゲストと交えながら街や地域、都市について、街の未来について考えるマチノコト連続企画イベント。第一回目は「地域と個人の関係から」と題してコミュニティのあり方について考え、第二回目は「行政の市民のあり方」をテーマに、地域との関わり方についてみなさんと考えてきました。
第一回目
マチノコト連続企画#1「地域と個人の関わり方のこれから〜〈郷土・地域〉とは何かを考える〜」2/2 開催 ゲスト:先崎彰容さん×荒昌史さん×山道拓人さん
第二回目
マチノコト連続企画#2「行政と市民のあり方のこれから〜〈郷土・地域〉とは何かを考える〜」2/19 開催 ゲスト:先崎彰容さん×庄司昌彦さん×関治之さん
全三回のイベントの三回目は、改めて地域や私たちが生活している社会について、どう捉えていくか、といったことを考えてみたいと思います。普段、私たちが何気なく過ごしている身の回りでも、実はよく見てみるとその独特の面白さや、地域固有のものがあったりします。いつも当たり前だと感じてるものも、視点を変えて見てみることで新しい発見や気づきを得ることがあります。
そうした発見や気づきを得るために、アートやクリエイティブといった手法を見つめなおすことで、地域や世の中の新しい価値を見出すことがあります。同時に、普段自身が見ている世界が、どれだけ多様でカラフルなものなのか、そして、これからの地域や社会のあり方をどのような視点と歩みをしていけばいいかを、考えさせてくれるはずです。今回は、そうした新たな発見や気づきをもたらす方法について、一緒に考えてみたいと思います。
ゲストには、現代アートなどで地域をプロデュースするNPO法人INVISIBLE(立ち上げ準備中)の林曉甫さん、空間や映像、テクノロジーを組み合わせて、広告や企画制作を行いながら、新しい体験や文化創造を仕掛ける演出家、クリエイティブ・ディレクターの古屋遥さんをお呼びしています。
日時:3月2日(月)19時スタート(開場、受付18時30分)〜22時終了予定
・ゲストプレゼン
・トークセッション
「地域への問いをたてる」林曉甫さん×古屋遥さん×先崎彰容さん
・参加者との意見交換、ワークショップ
・懇親会(飲み物と、軽い軽食をご用意しております)
■開催場所
SHIBAURA HOUSE (東京都港区芝浦3-15-4)
JR 田町駅芝浦口より徒歩7分
■参加費:無料
■定員:60名
【ゲストプロフィール】
林曉甫(はやし・あきお)さん
1984年東京生まれ。立命館アジア太平洋大学アジア太平洋マネジメント学部卒業。NPO法人BEPPU PROJECTにて公共空間や商業施設などを利用したアートプロジェクトの企画運営を通して地域活性化や観光振興に携わる。現在NPO法人INVISIBLEの立ち上げ準備中。別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界2012」事務局長(2012,大分)、鳥取藝住祭2014総合ディレクター(2014, 鳥取)
演出家/ クリエイティブディレクター
1986年東京生まれ。英ブリストル大学演劇学科卒。ドイツ、イギリスで演劇(空間、映像、音楽、ダンス)の総合演出を経て、広告業界へ。映像制作会社 太陽企画株式会社 で映像ディレクター・広告のプランナーを務めた後、2014年7月に独立。フリーランスの演出家としてさまざまな創作活動に携わる。映像の演出をはじめ、空間・映像・テクノロジーを組み合わせた企画演出を行い、新しいファッションショーや店頭ディスプレイのあり方など、「体験」や「文化創造」に重きを置いた仕掛け・仕組みを作る。2014年東京ミッドタウンデザインタッチ「スワリの森」クリエイティブディレクション、NHKテクネ映像の教室映像制作・出演、シアタープロダクツA/W Collection MENSWEARクリエイティブ・ディレクション、FOSSIL30周年店頭インスタレーション演出、LouisVuitton Timeless Musesホログラムライブ、shuuemura30周年企画ディレクション 等を手がける。
先崎彰容(せんざき・あきなか)さん
1975年生まれ。東京大学文学部卒業。東北大学大学院博士課程単位取得終了。現在、福島県いわき市にある東日本国際大学教授。この間、塾講師、フランス留学などを経験。専門は近代日本の思想・文学史。この国の課題を、「あえて」長期的な視点から見なおし、考える思想史の魅力に取り憑かれている。著書に『ナショナリズムの復権』(ちくま新書)、『アフター・モダニティ―近代日本の思想と批評』(共著、北樹出版)。
企画:NPO法人スタンバイ、マチノコト
協力:東日本国際大学
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