2015.6.15
地域から起業家を生み出そうという動きは全国的に見られており、九州の宮崎でも取り組みがスタートしています。
その名も「宮崎スタートアップバレー」。
世界中から起業家が集まり、無数のイノベーションが生まれている土地「シリコンバレー」の名前をもじって付けられた名前です。
「宮崎スタートアップバレー」は、今年に入って開催された「宮崎ワケモン会議」を前身にしたプロジェクト。
「宮崎ワケモン会議」は全国各地で開催されるようになっている「若者会議」の中でも、何かしらのプロジェクトを生み出すことに焦点を当てた取り組みとなっていました。
その遺伝子を受け継ぎ、起業家を生み出す土壌を宮崎に創りだすべく、「宮崎スタートアップバレー」はスタートしています。
その活動内容は、地域の課題を知るための、プレゼンテーションや国内外で活躍するスタートアップや有名企業との共催イベントなど、チャレンジを後押しするようなイベントの定期開催。
イベントの開催を通じて課題が見えてきたあら、ブレインストーミングを行ってアイデアをブラッシュアップし、クラウドファンディングなどを通じて情報発信を実施。
「宮崎スタートアップバレー」はクラウドファンディングを活用した資金調達の協力も行いつつ、社会にインパクトを与え、実現可能性が高い事業に活動費として資金提供を行うそうです。
「宮崎スタートアップバレー」には、行政・民間・NPOが協力してクラウドファンディングで資金を集めた「obisugi design」というプロジェクトをプロデュースしたNPOまちづくりGIFT斉藤潤一さんや、地域クラウドファンディングFAAVOの事業責任者である齋藤隆太さんらが関わっています。
クラウドファンディングを通じて地域でプロジェクトを立ち上げた実績を持つ人々によるメンタリングが入ることで、地域からプロジェクトが生まれてくる可能性は高まります。
宮崎から生まれた新たな動き。今後に注目です。
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