マチノコト

神奈川県逗子市新宿のシェアハウスを拠点に活動しているモノづくり集団、株式会社SUECCO、来月2014年6月16日（月）に、逗子駅前の魚佐次ビル 3 階に「SUECCO CAFE（スエッコ カフェ）~おいしいごはん~」をオープンするそうです。

SUECCO CAFEは、元々横浜・青葉台のシェアハウスに暮らしていた住人たちが、料理やデザインなど得意の分野を持ち寄って、1日限定のカフェイベントを開催したのがはじまり。2013年に第2回目となるカフェイベントを開催し、今年ついに常設することに決まりました。

常設となる 「SUECCO CAFE」のコンセプトは、『おいしいごはんと、のびのびした空間~それぞれがゆったりと自分らしい時間を過ごせる場所~』。

多種多様なライフスタイルを応援するという SUECCO のビジョンと、「手作りの食事を味わえて、一人でも子ども連れでもゆっくりと過ごせるような場所が現在の逗子駅周辺には少ない」という地元のニーズにも応えたいとの思いから、このコンセプトになったそうです。

SUECCOは、シェアハウスのラウンジで住人の雑談から生まれた会社。こうした「シェアハウスのラウンジで生まれるような人とのつながりや面白さ」を、住人だけでなく地域の方々とも共有できるような空間をつくっていきたいと、「SUECCO CAFE」では考えているそう。

また、モノづくり集団でもあるため、モノづくりをする人々の拠点にもなれるように、ワークショップの開催や、展示、物販なども行っていく予定だそうです。

高齢化が進む街から、若者へ隠れた魅力を発信

平成25年の神奈川県年齢別人口統計調査によると、逗子市は65歳以上が全体の29.3％と、神奈川県の市としては第2位の高齢化率を持つ街。一方で、逗子にはクリエイティブな活動をしている人々も多く暮らしています。豊かな自然環境もあることから、都心の若者にとっても魅力的な環境がある、SUECCOの人々は考えています。

あまり若者に知られていない逗子の魅力を発信していくことで、逗子に住んでいる方が魅力を再発見するきっかけになったり、外の地域の方々に逗子の魅力を伝えていけるような活動へと展開していきたい、そうSUECCOの人々は考えているんだとか。

オープンは来月の予定。逗子にお住まいの方や逗子をよく訪れるという方は、ぜひ足を運んでみてください。

【店名】
SUECCO CAFE（スエッコ カフェ）~おいしいごはん~
【アクセス】
JR 横須賀線 逗子駅 徒歩 1 分、京浜急行電鉄逗子線 新逗子駅 徒歩 3 分
【営業時間】
ランチ 11：00～15：00（L.O.14：30）
カフェ 15：00~17:30
ディナー 17：30～23：00（L.O.22：30）
【住所】〒249-0006 神奈川県逗子市逗子 2-6-31 魚佐次ビル 3 階