2015.6.23
本格的に夏に突入してきています。夏と言えば「海」や「川」ではないでしょうか。そんな、誰もが海や川に親しみを感じる時期だからこそ、普段の生活でできる地域との関わり方として、「ゴミ拾い」があります。
今回、全国各地でゴミ拾いのボランティアコミュニティをつくりだし、マチを自分たちの手で良くしていくためのカルチャーを作り出しているNPO法人グリーンバードが、日本財団が展開する、海に対するさまざまな活動を展開する「海でつながるプロジェクト」の一環として、7月20日(月)の海の日に全国各地の海水浴場で一斉ゴミ拾いを実施します。
その7月20日の海の日から約一ヶ月間、全国の海水浴場や水辺を中心にゴミ拾い活動を啓発するキャンペーン活動をマチノコトは展開。キャンペーンパートナーとして、ゴミ拾いを通じてキレイな世界を目指すソーシャルゴミ拾いアプリ「PIRIKA」と連携した活動を行います。
さらに、海辺や川辺などの水辺を軸としたゴミ拾い活動の啓発だけでなく、水辺の地域からマチのあり方を考える情報発信やワークショップなどをキャンペーン期間中に展開します。そうした、一連のキャンペーンのキックオフのシンポジウムを開催いたします。ゴミ拾いキャンペーンの詳細の発表や、トークセッションなどを通じて水辺とマチのあり方を考える場を設けます。
ゲストには、水辺とマチが一体になった美しい景観を未来へ残すアクションを実践しているミズベリング事務局の真田武幸さん、ゴミ拾いを通じてキレイな世界を目指すソーシャルゴミ拾いアプリ「PIRIKA」を運営するPIRIKA inc. 代表取締役の小嶌不二夫さん、NPO法人グリーンバード、マチノコトを運営するNPO法人スタンバイ代表理事の横尾俊成が登壇します。
■日時:7月15日(水) 18時〜22時(開場18時、18時半開始、21時から懇親会)
・海でつながるプロジェクト、ゴミ拾いキャンペーンに関する内容発表
・ゲストトーク
「ゴミ拾いを通じて知るマチのコト」:NPO法人グリーンバード代表理事 横尾俊成
ミズベリングを通じたマチの新たな可能性:ミズベリング 事務局 真田武幸さん
PIRIKAを通じて感じたゴミとマチの関係:PIRIKA ,Inc. 代表取締役 小嶌不二夫さん
・トークセッション
「ミズベとゴミ拾いから考える地域の新しいあり方」
横尾俊成×真田武幸×小嶌不二夫
・懇親会(飲み物と軽食をご用意いたします)
■開催場所:the C(東京都千代田区内神田1−15−10)
JR神田駅西口から徒歩7分、都営新宿線小川町駅B5出口から徒歩4分
■参加費:無料
■定員:60名
真田武幸(さなだ・たけゆき)さん
ミズベリング事務局
1978年浅草生まれ。水辺とまちが一体になったまちづくりを未来へ創造する活動「ミズベリング・プロジェクト」の制作チーフディレクターを担当。公共空間の利活用をアイデアに土木工事現場を期間限定で別の目的で開放する「東京ジオサイトプロジェクト」等を制作。市民主体型交通安全ソーシャルアクション「東京スマートドライバー」プロデューサー。「NPO法人秋葉原で社会貢献を行う市民の会リコリタ」を立ち上げ、コスプレ打ち水「うち水っ娘大集合!」「秋葉原菜園」など秋葉原でユニークなソーシャルアクションを展開。打ち水大作戦本部 作戦隊長。(株)スコップ ソーシャルデザインプロデューサー。
小嶌不二夫(こじま・ふじお)さん
株式会社ピリカ 代表取締役
1987年、富山県生まれ。 2009年、京都大学大学院エネルギー科学研究科に入学、半年で休学。ベトナムでインターン生として営業職に従事し、2ヶ月目から営業成績1位に。 2010年、かねてからの夢であった環境問題解決事業を立ち上げるためのヒントを探すべく世界一周の旅に出発、18カ国を旅する。帰国後、「地球からポイ捨てごみを無くす」ことを目的に、ごみ拾いの見える化と記録を行うスマートフォンアプリPIRIKAを開発、2011年に会社化。 ピリカはこれまでに世界74ヶ国で利用され、累計1,700万個以上のごみが拾われている。 2013年、ドイツで行われたeco summit 2013で金賞を受賞。
横尾俊成(よこお・としなり)
NPO法人グリーンバード代表理事、NPO法人スタンバイ代表理事
1981年神奈川県横浜市生まれ。コミュニケーションの力で日本のNGO・NPOや地域盛り上げたいと2005年4月、広告会社の博報堂に入社。「会社もまちに貢献するべき」との思いから、仲間と「グリーンバード赤坂チーム」を設立し、リーダーを務めた。2010年10月、博報堂を退社し、NPO法人グリーンバードの代表に就任。まちにある様々な問題を解決するためには、これまで社会の仕組みをつくってきた組織の内側から変えていくべきだとの思いから、地盤、看板、鞄何もないところで港区議会議員に立候補。初めての選挙で当選する。現在、まちの課題を、若者や「社会のために役立ちたい」と思う人々の力で解消する仕組みづくりをテーマに活動していている。第6回マニフェスト大賞受賞。月刊『ソトコト』で「まちのプロデューサー論」を連載中。
企画:日本財団
協力:NPO法人グリーンバード
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