マチノコト

2015.2.6

埼玉県とクラウドファンディングサイト「FAAVO」が共助社会づくりのために協定を結ぶ

faavo saitama

地域×クラウドファンディングサイト「FAAVO」を運営するサーチフィールドが、埼玉県とクラウドファンディング支援に関する協定を結びました。この協定は、地域の課題解決と活性化を目的とした「共助社会づくり」の一環。

埼玉県には「共助社会づくり課」という課があり、共助社会づくりに関する施策の総合的企画及び調整に関すること、特定非営利活動促進法の施行に関すること、NPO活動及びコミュニティ活動の促進に関することなどに取り組んでいます。

埼玉県がクラウドファンディングを活用する狙い

県としては、インターネットを活用した資金調達手法の普及、寄付文化を拡大することで、地域の課題を解決し、活性化することを目的としています。地域の課題解決のためクラウドファンディングでプロジェクトを立ち上げ、市民の共感を得る。団体側は資金の調達手法を学び、市民の寄付文化を醸成する狙いもあるそうです。

また新たなプロジェクトを発掘する狙いや、埼玉県内の活動を全国に発信するという狙いもあります。クラウドファンディングを利用することのメリットがしっかりと含められている印象です。

県の協力により可能になること

埼玉県が協力する事で、クラウドファンディングを利用する際の手数料を15%という低い設定にすることができ、積極的なセミナー開催が可能になるんだとか。

さらには、オンラインのみではなく、リアルな場での「リアルクラウドファンディング」も定期的に開催していくとのこと。これまでもリアルクラウドファンディングをやろうという動きは、民間では見られました。今回のように行政が携わり、実際の場でのファンディングイベントが開催されるようになると、人々の意識にも変化を与えやすくなるかもしれません。

今後「FAAVO埼玉」では、地元が抱える課題解決や、地場産業を活性化するプロジェクトに積極的に取り組んでいく予定だそうです。

縮まりつつある行政とクラウドファンディングの距離

マチノコトでも何度か取り上げていますが、行政がクラウドファンディング事業に取り組むケースが少しずつ増加してきています。「FAAVOさばえ」はクラウドファンディングの運営主体が行政となっていますし、クラウドファンディングサイト「Makuake」は神奈川県や横浜市と一緒に活動しています

実績が出始めればこうした動きに呼応して、クラウドファンディングに取り組み始める行政がさらに登場してきそうですね。

junyamori

inquire Inc. CEO、NPO法人マチノコト理事。1987年2月生まれ、岐阜県美濃加茂市出身。『マチノコト』の編集を担当する他、一般社団法人HEAD研究会フロンティアTF副委員長、ローカルメディアネットワーク『IDENTITY』を運営中。『THE BRIDGE』『マチノコト』『soar』など複数のメディア運営にも携わる。

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