2013.9.6
メッセージアプリのカカオトークを運営する株式会社カカオジャパンが、本日より地域をベースとした匿名コミュニティサービス「まちトーク(Machi Talk)」を開始しました。
「まちトーク」は、各地域における様々なトピックについてスレッドを作成し、コミュニケーションできる掲示板型のサービス。自分が住んでいる、または興味のある「まち」について、自由に意見を交換したり情報を共有したりすることができるというもの。
作成されるスレッドは内容に応じて、ニュース、デートスポット、グルメ、イベントなど全17種類のカテゴリに分類されています。対応している言語は日本だけでなく、英語圏でもサービス展開しており、世界各地で更新された情報を入手することが可能になっています。
これらの機能に加えて、「まちトーク」の特徴は匿名性であること。スレッドの作成やコメントは匿名で実施でき、地域コミュニティでの本音トークを楽しむことができる、とカカオジャパンは述べています。
このアプリを提供しているカカオジャパンは、土屋アンナさんが出演するテレビCMなどでも知られる「KakaoTalk(カカオトーク)」を提供しています。カカオトーク以外にも、Stacというスタンプラリー型のキャンペーンを可能にするアプリを開発したりと、街とコミュニケーションに関するアプリをいくつか提供しています。
地域情報の掲示板だと、日本のサービスだと「ジモティー」、海外のサービスだと「クレイグスリスト」などがありました。こうした掲示板がスマートフォンに合わせた形になって、どうなるのかが気になります。
またニューヨーク市は地域コミュニティSNSの「Nextdoor」と呼ばれるアプリと提携し、警察や消防、公共サービスなどの関係機関に利用する予定だと発表しています。地域SNSや掲示板といったサービスが、今後人々の暮らしとどう関わるようになるのかにも注目したいですね。
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