マチノコト

2014.4.8

地域の課題解決のコミュニティづくりに向けて:神戸にオープンデータを活用する民間拠点「オープンデータ・ラボ」が開設

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兵庫県神戸市で、「オープンデータ」を活用する民間拠点「オープンデータ・ラボ(Open Data Lab)」が開設されました。(関連記事

同ラボは、NPO法人「コミュニティリンク」が兵庫県から「平成25年度企業支援型地域雇用創造事業」として受託して、オープンデータの活用モデル事業と自治体のオープンデータカタログサイトの構築モデル事業の拠点として神戸市中央区内に1年限定で開設したものだそうです。

オープンデータを含めた市民と行政との協働を行う取り組みは、Code for JapanなどをベースにCode for KanazawaやCode for Aizuなどの活動があります。先日も、Code for Japanが福島県浪江町との協働プロジェクトとして、技術者を一定期間行政の中に派遣する「フェローシッププロジェクト」を開始し、浪江町に派遣する技術者の公募も行なっています。

全国各地で、こうした「シビックテック」の取り組みが広がり、そこからさまざま取り組みを通じた事例がでてきてくれることを期待します。神戸にできた「オープンデータ・ラボ」、神戸に寄った時にはぜひ立ち寄ってみたいです。ぜひ、神戸の方はラボに足を運び、地域の課題解決に取り組むプロジェクトを立ち上げてはいかがでしょうか。

Photo By eguchishintaro on Frickr
(写真は、金沢にある「cafe? IKAGAWA DO (五十川堂)」の様子)

江口 晋太朗

Shintaro Eguchi

編集者/ジャーナリスト。TOKYObeta Ltd 代表、マチノコト理事、inVisible理事、日本独立作家同盟理事。著書 『日本のシビックエコノミー』『ICTことば辞典』『パブリックシフト』など。1984年福岡県出身

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